北海道演劇界の重鎮、斎藤歩さんが2025年6月11日に亡くなりました。
妻で女優の西田薫さんが看取ったとのこと。
そこで、今回は斎藤歩さんと西田薫さんの出会いや結婚生活、夫婦で歩んだ演劇の道についてご紹介します。
子供がいない理由についても調査しました。
【訃報】斎藤歩が尿管がんのため死去
北海道演劇界を代表する俳優で、演出家・劇作家・演劇プロデューサーの斎藤歩さんが、2025年6月11日亡くなりました。
妻の西田薫さんに看取られ、札幌市内の自宅で息を引き取ったとのこと。
治療と闘病生活
診断:尿路上皮がん(ステージ4)で、発見時にはすでに進行がんだった
発覚のきっかけ:大量の血尿
診断後:抗がん剤治療を受けており、4種類目の投与にも取り組んでいた
副作用:手のしびれ、足先の感覚鈍化、歩行や日常生活にも支障
2023年1月:「余命半年」と宣告される
2021年秋ごろに、尿管にがんが見つかり、その後リンパ節への転移も判明。
診断は「尿路上皮がん(ステージ4)」で、発見時にはすでに進行がんだったようです。
そして、2023年1月に「余命半年」と宣告されますが、それから2年以上にわたり舞台俳優として活動を続けました
抗がん剤治療を受けており、4種類目の抗がん剤の投与も行われていました。
副作用として手のしびれや足先の感覚の鈍化などがあり、歩行や日常生活にも支障が出ていたとのこと。
しかし、「舞台に穴は空けられない」という思いから、治療と仕事を両立させるために入院期間を短くし、退院後すぐに稽古に参加するなど、強い意志で演劇を続けていました。
最期まで舞台に立ち続けた
2024年12月の十勝・幕別町での公演が最後の舞台となりましたが…
斎藤さんは、亡くなる直前まで「1ステージだけでも出たい」と意欲を見せていました。
斎藤歩の妻は女優・西田薫
斎藤歩さんの妻は女優の西田薫さんです。
西田さんは舞台で共演した斎藤さんと親しくなり、やがて結婚。
結婚時期は1999年(平成11年)頃と言われています。
長年寄り添い、支え合ってきたおふたりの深い絆がうかがえますね。
夫婦の日常とエピソード
夫婦で同じ舞台に立つことも多く、日々の会話も自然と演劇の話で盛り上がっていたそうです。
斎藤さんが病と向き合いながらも演出や俳優としての活動を続けられたのは、西田さんの深い理解と支えがあったからこそ──そんな声も多く聞かれました。
私生活について多くを語ることはなかったお二人ですが、演劇を通じて絆を育み、最後まで「同志」として共に歩む姿がとても印象的でしたね。
斎藤歩の妻は女優・西田薫で子供がいない理由は?
斎藤歩さんと妻である女優の西田薫さんの間には子供がいません。
夫婦は長年にわたり演劇界で活躍し、舞台やテレビなど多忙な日々を共に過ごしてきました。
また、私生活について多くを語らない姿勢を貫いていたこともあり、子どもを持たなかった理由については明かされていません。
お二人は、作品づくりや表現を何より大切にしていた印象です。
俳優や演出家として、いつも舞台に立ち続けることを選び、家庭よりも仕事に力を注いできたのかもしれませんね。
まとめ
斎藤歩さんと西田薫さんは、夫婦でありながら演劇の同志でもありました。
子どもはいませんでしたが、演劇を通じて深い絆を育み、多忙な日々の中でもお互いを支え合い、最後まで舞台に情熱を注ぎ続けたのがわかりましたね。
その生き様は、多くの人に勇気を与えています。
斎藤歩さんのご冥福をお祈りします。
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